福本:まず、気に入っている点は「きさらぎ法律事務所」という名前です。事務所を2月に開業したため、「如月」と名付けました。ひらがなにした理由は、優しい雰囲気を出すためです。堅苦しさを無くし、皆様に親しんで頂けるように、ひらがなにしました。
PRポイントの1点目は、初回相談料無料という点です。時間制限もございません。時間制限を設けると、ご相談者が一番聞きたいと思ったことに対する要点だけを、お答えするような形になってしまいます。とかくご相談者は、ご自分が期待する回答を得るためのご質問に偏りがちで、そんなときには、いかに弁護士からの質問に答えて頂いても、本当の解決にはならないと思うんです。つらいこと、心配なこと、悩みを心行くまで全ておっしゃって頂いて、その上で本当の問題点とその解決策を一緒に考えていきたいのです。
さらに、このようなシステムにすることで、「弁護士に相談するきっかけ」を作らせて頂けたらなという思いも込めております。つらいことや悩みを人に話すことには、とても勇気がいると思います。更にそれが弁護士相手となると、難しく思われる方が多いと思います。そんな皆様に、少しでも敷居を低く感じて頂けるよう、このようなシステムを導入しております。
PRポイントの2点目は、最初から最後まで弁護士が対応するという点です。当事務所では、事務員は本当に事務の仕事のみで、初回のお問い合わせから弁護士である私が対応させて頂いております。これは、「あなたの」弁護士でありたい、と常に考えているためです。先にも述べた通り、ご相談にいらっしゃる皆様は、勇気を出していくつもの階段を上ってこられた方ばかりです。そんな皆様だからこそ、寄り添って、本当の問題解決が出来るよう、日々努めております。
福本:入口としては、やはり「どうすれば離婚できるのか?」「離婚を迫られているが、どうしてもしなくちゃいけないのか?」といったご相談が一番多いですね。
そこから、何故そうお思いになられたのかを全てうかがうと、例えばお子様のことであったり、将来の不安であったり、その理由は様々です。そういった、ご相談者様をとりまくご不安やつらいことを全て考慮し、ご依頼者様にとって最もベターな未来を一緒に考えて実行しています。
福本:1点目は、「愛してなかったら離婚!愛されなくなったら離婚!」ということですね。私は、原点はここにあると思っています。ですので、話し合いを続けていく中で、その他の理由に気持ちを左右されそうになっても、必ずここの原点に戻り、ぶれないことが大切だと思います。
2点目は、「離婚によって相手も変わるし、自分も変われる」ということです。
離婚が決まったら、いつまでも引きずって葛藤していてはもったいないです。とても残念。ですので、「離婚によって相手も変わったと思いましょう」といつもご依頼者様にはお話しさせて頂いております。これは、養育費の履行、子どもの面接等に直結することです。「変わった」というのは、思い込みやロジックかもしれませんが、「自分が、相手をいい人にさせたんだ」と、相手も変わったんだと思うようにすることが大切であると感じます。
3点目は、「相手を追い詰めない」ということです。確かにどうしようもない方もいらっしゃいますけどね(笑)それでも、絶対に相手を追い詰めないことが大切です。大変嬉しいことに、「先生は相手方に対しても、公平で温かみがありますね。」というお言葉を、後になって、よくご依頼者様から頂いております。
それはきっと、この「相手を追い詰めない」という考えが私の根底にあるからだと感じております。
福本:犬を自宅で3頭飼っているので、家庭でも犬の話題が多いですね。母犬がこまち(メス)、その子どもが2頭、むさし(オス)と、ちろる(メス)です。今度も、お誕生日会をするんですよ。
後は、鉄道や電車が好きで、地理や地図には詳しいです。よくご依頼者様にご出身地をうかがうと、「○○って所なんだけど、知らないでしょ?」とおっしゃられますが、大抵わかります(笑)
あと、息子2人がサッカーをしていたこともあって、サッカーが好きですね。観戦にもよく行きますし、実は審判の資格をとっていた時期もあるんです。一番応援しているチームは、唯一東京以外で住んだことがある福岡のアビスパ福岡です。
福本:その心配事、お悩み、お困りごとを是非聞かせて下さい。人にこのようなことを話すこと自体、とても勇気がいるということは大変よくわかります。ですが是非、話してほしい、勇気を持ってほしい、と思います。
とにかく困って、悩んで、辛いなら、人に聞いてもらうことが解決の第一歩です。「こんなの法律問題じゃない・・・。」と思わずに、辛いことがあるなら、一度お話しにいらっしゃって下さい。人に聞いてもらう勇気を持って下さい。その勇気があれば、必ず道は開けます。